髙波 広行
髙木ビルで働く人 vol.01
INTERVIEW|髙木ビルで働く人 vol.03
KOBAYASHI ASAMI
小林 麻美
美大で非常勤講師として勤務する一方、髙木ビルでは所有するオフィスやマンション、ビルなどのインテリアデザインを担当。またBIRTH事業に関連したイベントを担当するなど、事業部を横断しマルチに活躍する。
ー 髙木ビルへ入社したきっかけを教えてください。
「BIRTH LABやBIRTH IN-RESIDENCEの建築設計をしている山路哲生氏と古くからの友人で、銀座高木ビルが解体される前に『CANBIRTH』というアートイベントを開催するにあたり、彼からプロジェクトの運営を任されたのがきっかけでした。イベントは新型コロナウイルスの影響で、会期途中での終了となりましたが、その後髙木社長よりお声を掛けていただき入社することになりました。」
ー 美大での非常勤講師とのダブルワークをこなされている小林さん。どのような想いで取り組まれているのでしょうか?
「大学ではインテリアデザインや設計関係を教えています。なので髙木ビルでの仕事とも共通した内容ではありますが、大学では学生たちの自由な発想や新しい提案を吸収する場だと考えています。やはり理想と現実はあるので(笑)
社内のプロジェクトを進めていく際は、メンバー同士意見を出し合いながら物事を決めていきますが、コンセプト立案のリサーチ段階では、時に学生たちの斬新なアイデアから得たヒントが、よいエッセンスになっているなと感じます。
最終的な髙木社長へのプレゼンでは、自分の意志や意見、コンセプトの背景までしっかり伝えられるように心掛けていて、学生たちとのコミュニケーションは自信材料として自分の中に蓄積するように意識していますね。」
ー 今年2月に竣工した、髙木ビル初の企画・プロデュースの「ヒトトキアン飛田給」もご担当されたとか。
「はい、『ヒトトキアン飛田給』の1Fスペースについては、家具などの選定も全て担当しました。『ヒトトキアン』は、髙木ビルのオフィスビルやレジデンスとはコンセプトが異なり、ファミリー層をターゲットとしたマンションブランドです。これまでとはまた違う視点で、コンセプトに根ざしつつも、やりたいことをカタチにしました。」
「髙木ビルは不動産会社でありながら、いわゆる貸ビル業に留まらず、BIRTHプロジェクトのような新しいことにどんどんチャレンジしています。元々、私自身、“不動産業”は専門外の分野だったので、入社当時はわからないことだらけでした。しかし髙木ビルにはその道のプロフェッショナルがいて、きちんと叩き込んでもらえたことはとても良かったなと思います。その他にもBIRTHのイベントだったり、不動産の域を越えた取り組みも多いので、型にはまることなく、常に新しい情報に触れながらスピード感をもって業務に携わることができる環境は、髙木ビルならではだと思います。」
ー 髙木ビルが掲げる「91°の人生を歩もう」フィロソフィー。小林さんの人生の1°とはなんですか?
「仕事と家庭の両立、子育てをしていくなかで、何か新しい発見に出逢えるように過ごすことですね。元々旅行が好きで、いろんな街、人、文化、食、建築などを実際に体感・経験することを大事にしています。今は検索すればなんでも手に取るように情報が入ってくる時代ですが、ネットの情報ばかりに頼らず、実際に触れることが重要だと思うんです。常に新しいものをアウトプットしたいし、提案していきたい。だから積極的に刺激をインプットしていく必要があると思っています。
今は、なかなか他の街や国へ行くことが難しい世の中ですが、また落ち着いたら出かけ回りたいです。」
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