髙波 広行
髙木ビルで働く人 vol.01
インタビュー実施日:2020.07
INTERVIEW|髙木ビルで働く人 vol.01
TAKANAMI HIROYUKI
髙波 広行
2009年に髙木ビルに入社して13年目、統括本部長をつとめる髙波広行さん。仕事内容は「人事管理担当兼、各ビル修繕改修リノベーション企画立案予算精査兼、各マンション改修修繕リノベーション企画立案予算精査兼、各種工事折衝立会兼、テナント対応業務(入退去工事調整、トイレ詰まり解消等含む)兼、行政対応(消防・廃棄物・保健所その他各種法定資料作成提出他)兼、各ビル簡易修繕業務(ドアクローザー交換、照明器具安定器交換、植栽整備、ペンキ塗、清掃等含む)兼、各ビル管理人代勤業務兼、etc」と、マネジメント業だけではなく、多岐にわたる。
ー 髙木ビルに入社13年目、社歴が3番目に長いそうですね。お仕事内容が多岐にわたりすぎていらっしゃいますが・・・髙木ビルでの仕事はどのようなものでしょうか?
「入社してからこれまで、髙木ビルは常に変化しています。“ビル管理会社”という固いイメージから、“不動産の新たな価値づくり”という、新しいことにチャレンジする会社になっていく、その様を見て、その場に居合わせることができるのは得難い経験です。
社風が自由な会社で、社内にマニュアルはありません。そのため、自分でやりがいを見つけ出したり、問題点を探し出したりすることが必要です。会社もチャレンジしていますが、私も日々チャレンジを積み重ねています。この規模だから、大企業にはできないことができます。世の中に価値を生むことに喜びを見出したいという人には良い職場環境だといえます。」
ー 髙木ビルで働く人、髙木ビルに関わる人はどんな人ですか?
「プロフェッショナルを自負しているので、はっきり言えば厳しいです。スタッフは“少数精鋭”で、抱える業務量も内容も多岐にわたります。私は今でも自社所有のマンションの草むしりを、つなぎの作業着を着て黙々とやることがあります。かと思えば、次の日にはスーツを着てビル工事の対応に出かけるなど、幅広いです。クライアントの満足向上のため、関係各社と一緒に厳しい姿勢で取り組み、win-winの関係を常に模索しています。
一緒に働きたいメンバーは“へこたれない人”です。少ない人数で、一人一人が様々な職種をこなすので、プロ意識を持って取り組み、そんなところにやりがいを感じることができる人がいいですね。」
ー 髙波さん自身が仕事で大切にしているところはなんでしょうか?
「マンションの草むしりをしている時に、住民の方から『ありがとうございます』と言われることがあります。そんな時にはとても嬉しくて、満足してしまいます。
髙木ビルの前に、私はガソリンスタンドに10数年勤めていました。そこで、当時プロのミュージシャンをしながらアルバイトをしていた現社長の髙木と知り合いになったんです。」
ー 髙木社長はガソリンスタンドでアルバイトをしていたんですか?
「そうです。それも、当時は私が店長をしていたので、上司でした(笑)
ガソリンスタンドは、肉体的にも辛く大変なのですが、ガソリンを入れて洗車をして終わりではなく、お客様が何を求めているのか先回りして動かないと次に来てもらえません。ヘトヘトでも、お客様が来たらニコッと笑顔で応対する。そんなことを、私だけではなく、社長の髙木も大事にしています。それが、不動産にとどまらない新しい価値を創造するという想い、この会社の核になっている気もします。
私は、不動産業界未経験でこの会社に入りました。正直、今でも戸惑うことがありますが、前職や今までの経験から、“不動産業界にはない視点”を活かそうという想いで取り組んできました。
今、ビルに携わる仕事をしています。そこでお勤めされる方がたくさんいらっしゃいますが、その方達が“どれだけ気持ちよくお仕事ができるのか?” 大袈裟にいうと、日本経済を支えることに大事なことではないか?そんなことができる場であると嬉しいなと、日々取り組んでいます。」
ー 髙木ビルが掲げる「91°の人生を歩もう」フィロソフィー。髙波さんの人生の1°とはなんですか?
「評価されることがない誰もやりたがらないこと、雑務のようなことを誰よりもやってきたという自負があります。それが僕の大切にしてきたこと、人生の1°でしょうか?91°どころか125°ぐらい前のめりでやってきたので、いつ倒れても本望です(笑)」
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